
自衛隊看護師の基本情報
自衛隊看護師はどういった活動をしているのか、あまり詳しくない人もいるでしょう。ここでは、自衛隊看護師の基本情報を紹介します。看護師としてだけでなく、自衛隊員としての役割も担います。有事の際は、災害地や国際平和維持活動のために派遣されます。給与形態や待遇についても、一般的な看護師とは異なります。
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自衛隊看護師とは何か?
自衛隊看護師は、自衛隊病院や自衛隊基地、災害地などで看護業務を行う看護師です。特別職国家公務員に分類され、有事の際には非常に重要な役割を担います。自衛隊看護師には「自衛官看護師」と「技官看護師」の2種類あります。自衛官看護師は自衛隊員としての役割も担うため、厳しい訓練が必要です。一方、技官看護師は一般的な看護師と近い役割を担います。また、自衛隊看護師には一般的な看護師とは異なる基準が設けられています。
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気になる仕事内容
怪我や病気に苦しむ人を助けるという意味では、一般的な看護師と同様の役割を担います。しかし、自衛隊看護師は災害地に派遣されたり、国際平和維持活動へ参加したりと、特殊な状況で業務を行うことになります。特に、自衛官看護師は自衛隊員としての役割も担うため、様々な訓練を行う必要があります。自衛隊病院で勤務する場合でも、突発的な事象が発生した際には臨機応変に対応しなければなりません。近年の例では、新型コロナウイルスへの対応などが挙げられます。
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給与事情はどうなっているのか?
自衛官看護師の年収は約412万円、技官看護師の年収は約361万円です。一般的な看護師の平均年収は約508万円ですが、これはあくまで全体の平均です。自衛官看護師の場合、防衛医科大学校看護学科を修了して1年目で、すでに約412万円の年収を得られます。勤続年数に応じて給与が上がっていくことを考慮すると、一般的な看護師よりも給与水準は高いといえるでしょう。これは、技官看護師も同様です。クリニックや介護施設と比較した場合はさらに差が大きくなります。
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手当や福利厚生が充実している
自衛隊看護師は基本給だけでなく手当も充実しています。特殊勤務手当や災害派遣手当、飛行任務手当、潜水任務手当など、自衛隊看護師ならではの手当が用意されています。また、地域手当や異動関連手当などもあるため、収入面は非常に充実しているといえるでしょう。加えて、福利厚生も幅広く用意されています。住宅支援制度や休暇制度といった日々の生活の助けになるものだけでなく、キャリアアップ支援制度なども設けられています。
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