大変だがそれだけの魅力がある
自衛隊看護師は大変な仕事です。しかし、それだけ魅力に溢れている仕事であることも確かです。

給与水準が高い
自衛隊看護師として働く魅力としてまず挙げられるのが、給与水準が高いことです。公務員なので昇給率が高く、長く活躍すればするほど多くの給与を得られます。新卒時は一般的な病院勤務より低いかもしれませんが、10年も経てば追い抜きます。また、自衛隊看護師は各種手当が充実しているので、場合によっては早い段階から多くの給与を得られるかもしれません。賞与額が多い点も、公務員として働く魅力の1つです。国が運営母体となるので、倒産の心配や経営難による減給といったリスクもありません。法律違反を犯すなどしない限り、無職になることはないでしょう。安定的に働きたい人ほど、自衛隊看護師がおすすめです。
福利厚生が充実している
福利厚生が充実している点も、自衛隊看護師として働く魅力の1つとして挙げられます。公務員なので、産前産後休暇や育児休暇、有給休暇などの休暇制度が整っています。育児休暇については、最長3年間取得可能です。これは、民間のクリニックなどにはない待遇です。育児休暇中は一定期間の給与保障があるだけでなく、復職後には時短勤務制度を利用することもできます。また、住宅支援制度などの各種手当も充実しており、生活にかかる費用は最小限に抑えられます。退職金や年金についても、他の職場より多くもらえるでしょう。
支援制度が充実している
スキルアップを目指す人に向けた支援制度が充実しています。自衛隊看護師が赴く現場では専門性の高い技術やスキルが求められます。そのため、職場全体でスキルアップをサポートしてくれます。また、規模の大きい自衛隊病院の場合、勤務先がそのまま研修先として機能することも多く、その場合は異動することなくスキルアップに努められます。
まとめ
以上が、自衛隊看護師として働く魅力です。特殊な仕事であるからこそ、労働環境の整備が行き届いています。これから看護師を目指す人は、業務内容だけでなく待遇なども考慮して自分の将来像を描くことになるでしょう。その際に、給与や各種制度などの待遇は必ずチェックしなければなりません。その点、自衛隊看護師は非常に充実しています。「国民のために働きたい」「強い責任感を持って業務に邁進したい」といった気持ちがあるなら、なおさら自衛隊看護師がおすすめです。
ただし、自衛隊看護師は狭き門です。看護師としての知識や技術が十分でも、体力がなければ務まりません。厳しい訓練に耐えるための精神力も求められるでしょう。総合的に見て、自分に適性があると判断できるようならぜひ挑戦してみてください。